MEMOROとは
はじめに
お祖父さんの膝の上で聞かせてもらった思い出話――お祖父さんの体験を一言も聞き逃すまいとじっと耳を傾けたあの一時を懐かしく思う人は多いのではないでしょうか。こうした思い出話は世代から世代へと語り継がれることで生き続け、違った習慣や伝統の中で培われた人生の意義を若い世代に教えてきました。私たちは大人になるにつれ、年配の方に目を向ける必要性、彼らと話す必要性、彼らの人生の話を聞く必要性を一層感じるようになるものです。
失われてしまう前に・・・
年配の方々と腰を落ち着けて話す機会があれば、それはそれは面白い世界が発見できます。
Memoro Project (メモロ・プロジェクト)はその面白さをわずかでも皆さんにお届けしたいと考えています。
お届けするためのメディアには動画と音声を選びました。
動画なら体験談が持つ意味を「純粋なそのままの」メッセージとしてお伝えできるからです。語り手の声、表情、身振り手振りも切り捨てることのできない話の一部です。
一方、録音された音声というものは、動画と違って、時により深く語り手の過去を引き出すことができるメディアです。また、動画を撮影できるカメラがない方でも、音声録音なら気軽に記憶を残すことも可能です。電話の録音機能を使って、遠くに住む人にインタビューをすることも可能です。
記憶を配布するメディアには インターネットを使用します。柔軟性、有用性、アクセスのし易さの点でウェブに勝るものはありません。また、インターネットを経由すれば、誰もが新たなコンテンツとしての記憶や思い出話を加えることができます。そして、インターネットは新世代のメディアです。人生の先輩方の記憶の管理人となり、未来に繋げていかなければならないのは、我々若者の役割なのです。
失われてしまう前に・・・
年配の方々と腰を落ち着けて話す機会があれば、それはそれは面白い世界が発見できます。
Memoro Project (メモロ・プロジェクト)はその面白さをわずかでも皆さんにお届けしたいと考えています。
お届けするためのメディアには動画と音声を選びました。
動画なら体験談が持つ意味を「純粋なそのままの」メッセージとしてお伝えできるからです。語り手の声、表情、身振り手振りも切り捨てることのできない話の一部です。
一方、録音された音声というものは、動画と違って、時により深く語り手の過去を引き出すことができるメディアです。また、動画を撮影できるカメラがない方でも、音声録音なら気軽に記憶を残すことも可能です。電話の録音機能を使って、遠くに住む人にインタビューをすることも可能です。
記憶を配布するメディアには インターネットを使用します。柔軟性、有用性、アクセスのし易さの点でウェブに勝るものはありません。また、インターネットを経由すれば、誰もが新たなコンテンツとしての記憶や思い出話を加えることができます。そして、インターネットは新世代のメディアです。人生の先輩方の記憶の管理人となり、未来に繋げていかなければならないのは、我々若者の役割なのです。
MEMORO「記憶の銀行」とは
MEMORO「記憶の銀行」(メモロ「記憶の銀行」)は、人生の先輩方の記憶を「社会的・文化的遺産」として未来に繋げることを目的に、60歳以上の方の昔の記憶を数分の長さのインタビュー動画や音声という形で広く一般から収集する活動をウェブ上で展開している非営利団体です。
集めた記憶はインターネット上でみなさまに無料公開 しています。
他の動画投稿サイトとの違いは、MEMORO「記憶の銀行」の活動の主旨に沿うように、投稿は全てMEMORO「記憶の銀行」のスタッフの認証を経てから公開される点です。また、記憶を探して投稿いただくメモリーシーカーの皆様には、社会文化遺産として活用するという主旨の下、投稿いただいたコンテンツの二次利用をさせていただくことにご了承いただいています。 (詳しくは利用規約をご覧ください)
MEMORO「記憶の銀行」は、2007年8月にイタリアのトリノで誕生したプロジェクトです。最初のウェブサイト(www.bancadellamemoria.it) は2008年6月15日に開設されました。 2009年9月からは、イタリアの非営利団体「記憶の銀行」が運営にあたっています。 (世界各地のMEMORO運営者、運営団体はこちら)
また、日本では2009年10月にチンツィア・ドルチーニを初代代表とした任意団体として活動を開始、2010年3月に日本語版ウェブサイトをオープンし、2011年2月2日以降は、内閣府認証特定非営利活動法人MEMORO「記憶の銀行」として日本サイトの運営にあたっています。
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日本における運営組織、特定非営利活動法人MEMORO「記憶の銀行」について
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特定非営利活動法人MEMORO「記憶の銀行」
※設立目的、事業内容、活動規約、役員名簿等の詳細については定款をご確認下さい。
住所 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-22 レスティ恵比寿204
TEL/FAX 03-3473-6897
E-mail info.jp@memoro.org
代表 長島光男
集めた記憶はインターネット上でみなさまに無料公開 しています。
他の動画投稿サイトとの違いは、MEMORO「記憶の銀行」の活動の主旨に沿うように、投稿は全てMEMORO「記憶の銀行」のスタッフの認証を経てから公開される点です。また、記憶を探して投稿いただくメモリーシーカーの皆様には、社会文化遺産として活用するという主旨の下、投稿いただいたコンテンツの二次利用をさせていただくことにご了承いただいています。 (詳しくは利用規約をご覧ください)
MEMORO「記憶の銀行」は、2007年8月にイタリアのトリノで誕生したプロジェクトです。最初のウェブサイト(www.bancadellamemoria.it) は2008年6月15日に開設されました。 2009年9月からは、イタリアの非営利団体「記憶の銀行」が運営にあたっています。 (世界各地のMEMORO運営者、運営団体はこちら)
また、日本では2009年10月にチンツィア・ドルチーニを初代代表とした任意団体として活動を開始、2010年3月に日本語版ウェブサイトをオープンし、2011年2月2日以降は、内閣府認証特定非営利活動法人MEMORO「記憶の銀行」として日本サイトの運営にあたっています。
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日本における運営組織、特定非営利活動法人MEMORO「記憶の銀行」について
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特定非営利活動法人MEMORO「記憶の銀行」
※設立目的、事業内容、活動規約、役員名簿等の詳細については定款をご確認下さい。
住所 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-22 レスティ恵比寿204
TEL/FAX 03-3473-6897
E-mail info.jp@memoro.org
代表 長島光男
プロジェクトを構成するもの
MEMOROプロジェクトのユニークさは「収集された記憶」というコンテンツそのものにあります。
MEMORO「記憶の銀行」で受け付けている記憶の基準は以下の通りです。
1) メモリーシーカーと語り手の双方、または一方が、お話いただく記憶が「過去の思い出」になっていると判断したもの。
2) メモリーシーカーと語り手の双方、または一方が、お話いただく記憶を社会文化遺産として世界と共有し未来につなげたい記憶であると判断したもの。(ささやかな日常の記憶であっても、その時代を知らない世代にとっては貴重な財産となります。)
3) 60歳以上の語り手の方がお話するインタビューベースの記憶であること。
4) 1つのエピソードの長さが5分程度の記憶。(お一人の語り手につき投稿いただける記憶の数に上限はありません。)
記憶の収集は以下の2つのプロセスを経て行われます。
1) ユーザーからの投稿
誰もが メモリーシーカーとなり、記憶を収集していただけます: ビデオカメラ、動画が撮影できるデジタルカメラ、携帯電話、ウェブカメラ、または音声レコーダーがあれば今日からあなたもメモリーシーカーです。デジタルデータで記録された記憶は、MEMOROのサイトを通じて簡単に投稿いただけます。
投稿いただいた動画、音声、写真、そして記憶を語って下さった語り手は、メモリーシーカーごとの専用ページに表示されます。また、メモリーシーカーの皆様は、各メモリーシーカーの管理ページにて、投稿した記憶を追加したり削除したりすることが可能です。
さらに、メモリーシーカーは好きな「テーマ」を作成し、テーマに合った記憶を登録することで、他の人と共有したい記憶を発表いただけます。
2) MEMOROによる編集・公開作業
メモリーシーカーから投稿いただいた動画、音声は、MEMOROの事務局にてすべて再生し、内容を確認させていただきます。MEMOROの主旨にのっとった「60歳以上の方によって語られた昔の記憶」に関する内容であれば、「MEMOROの記憶」と認証し、必要に応じて、タイトルやMEMOROのロゴの挿入、その他、必要に応じた字幕の挿入やその他編集作業を行い、MEMORO「記憶の銀行」のウェブサイトにて公開します。
また、語り手や記憶の内容によって属性を決めたり、MEMOROが作成したテーマに登録するなどして、多くの方に見ていただけるよう整理します。
※記憶に正確性を求めるのか否かは、記憶を収集・投稿するメモリーシーカーと、記憶をご覧いただく皆様の手にゆだねています。
MEMORO「記憶の銀行」で受け付けている記憶の基準は以下の通りです。
1) メモリーシーカーと語り手の双方、または一方が、お話いただく記憶が「過去の思い出」になっていると判断したもの。
2) メモリーシーカーと語り手の双方、または一方が、お話いただく記憶を社会文化遺産として世界と共有し未来につなげたい記憶であると判断したもの。(ささやかな日常の記憶であっても、その時代を知らない世代にとっては貴重な財産となります。)
3) 60歳以上の語り手の方がお話するインタビューベースの記憶であること。
4) 1つのエピソードの長さが5分程度の記憶。(お一人の語り手につき投稿いただける記憶の数に上限はありません。)
記憶の収集は以下の2つのプロセスを経て行われます。
1) ユーザーからの投稿
誰もが メモリーシーカーとなり、記憶を収集していただけます: ビデオカメラ、動画が撮影できるデジタルカメラ、携帯電話、ウェブカメラ、または音声レコーダーがあれば今日からあなたもメモリーシーカーです。デジタルデータで記録された記憶は、MEMOROのサイトを通じて簡単に投稿いただけます。
投稿いただいた動画、音声、写真、そして記憶を語って下さった語り手は、メモリーシーカーごとの専用ページに表示されます。また、メモリーシーカーの皆様は、各メモリーシーカーの管理ページにて、投稿した記憶を追加したり削除したりすることが可能です。
さらに、メモリーシーカーは好きな「テーマ」を作成し、テーマに合った記憶を登録することで、他の人と共有したい記憶を発表いただけます。
2) MEMOROによる編集・公開作業
メモリーシーカーから投稿いただいた動画、音声は、MEMOROの事務局にてすべて再生し、内容を確認させていただきます。MEMOROの主旨にのっとった「60歳以上の方によって語られた昔の記憶」に関する内容であれば、「MEMOROの記憶」と認証し、必要に応じて、タイトルやMEMOROのロゴの挿入、その他、必要に応じた字幕の挿入やその他編集作業を行い、MEMORO「記憶の銀行」のウェブサイトにて公開します。
また、語り手や記憶の内容によって属性を決めたり、MEMOROが作成したテーマに登録するなどして、多くの方に見ていただけるよう整理します。
※記憶に正確性を求めるのか否かは、記憶を収集・投稿するメモリーシーカーと、記憶をご覧いただく皆様の手にゆだねています。
運営を支える経済基盤
MEMORO「記憶の銀行」は、文化的財産を生み出すとともに、経済的な自立も目指しています。文化的財産は、語り手のインタビューをインターネット上に無料公開するという形でみなさまと共有します。そして、このプロジェクトが地域に根付き、また世界各国に広まるようにするには、活動を経済的に支えていかなくてはなりません。
このプロジェクトを持続可能なものにするには、次のような方法が挙げられます。
1) 寄付
このプロジェクトが今後ますます大きく成長していくよう、私たちは活動をしています。その実現のために、皆様からのご支援が必要です。どなたでもご協力いただけますので、是非よろしくお願いいたします。安全に送金する方法は こちらをご覧ください。
2) スポンサー
MEMORO「記憶の銀行」のスポンサーの方には、社会的、文化的遺産保存の一端を担う活動にご参加いただけます。これはウェブ上にスポンサーの方の専用ページをご用意して、そこにスポンサー会社の元従業員の経験談や思い出話を集めて公開するというものです。豊富な体験談や秘話が集まり、それ自体が興味深い社史となるでしょう。サンプルは「プロジェクト」でご覧いただけます。さらに詳しくお知りになりたい方は、個別にお問合わせください。
※お問合せ先 info.jp@memoro.org
3) 行政機関・公的機関
地域に固有な歴史的、社会的、人類学的な知恵や知識を特定の主題に沿ってインタビューの形で集め、保存し、広めるサービスを提供しています。
学校を対象としては、ワークショップや実践プログラムを開催しています。今日、異なった世代で話す機会が減ってしまいましたが、ここでは子どもたちにメモリーシーカーになってもらい、高齢者と交流をします。
また、老人ホームでも活動を展開しております。老人ホームの職員の方のご協力のもと、昔の記憶を語る機会を設けます。語ることは心理的な癒しにつながるでしょう。 このサンプルは 「特設サイト」でご覧いただけます。
※お問合せ先 info.jp@memoro.org
このプロジェクトを持続可能なものにするには、次のような方法が挙げられます。
1) 寄付
このプロジェクトが今後ますます大きく成長していくよう、私たちは活動をしています。その実現のために、皆様からのご支援が必要です。どなたでもご協力いただけますので、是非よろしくお願いいたします。安全に送金する方法は こちらをご覧ください。
2) スポンサー
MEMORO「記憶の銀行」のスポンサーの方には、社会的、文化的遺産保存の一端を担う活動にご参加いただけます。これはウェブ上にスポンサーの方の専用ページをご用意して、そこにスポンサー会社の元従業員の経験談や思い出話を集めて公開するというものです。豊富な体験談や秘話が集まり、それ自体が興味深い社史となるでしょう。サンプルは「プロジェクト」でご覧いただけます。さらに詳しくお知りになりたい方は、個別にお問合わせください。
※お問合せ先 info.jp@memoro.org
3) 行政機関・公的機関
地域に固有な歴史的、社会的、人類学的な知恵や知識を特定の主題に沿ってインタビューの形で集め、保存し、広めるサービスを提供しています。
学校を対象としては、ワークショップや実践プログラムを開催しています。今日、異なった世代で話す機会が減ってしまいましたが、ここでは子どもたちにメモリーシーカーになってもらい、高齢者と交流をします。
また、老人ホームでも活動を展開しております。老人ホームの職員の方のご協力のもと、昔の記憶を語る機会を設けます。語ることは心理的な癒しにつながるでしょう。 このサンプルは 「特設サイト」でご覧いただけます。
※お問合せ先 info.jp@memoro.org