2歳で渡った満州

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 1941年、家族そろって満州へ渡った少女の話です。
 西洋料理のコックだった父は、戦争が近づくにつれて国内での仕事が減ってしまったため渡満を決意しました。母は満州に行けば子供が徴兵されないと思ったようです。
 当時幼かったため明確な記憶はほとんどありません。唯一の楽しい思い出は1945年、6歳の春、小学校入学前に揃えてもらった学用品を手にとって入学式を心待ちにしていたこと。そんな当たり前の願いも、戦局の悪化・敗戦によって踏みにじられてしまいました。
 帰国の際には子供たちだけ先に船に乗ることになりました。子供だけで港に待機する不安で空腹で不潔な日々、背中に出来てしまったデキモノを治療してくれたのは中国人でした。
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